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名古屋市北区のモーターサイクルカスタムショップ

head repair.

バキバキにフィンの割れたヘッドです。

ここまで割れてるヘッドもなかなか無いかな…

オーバーホールついでに修理したいとの事で…

IMG_6210

ここもスムーズになっていますが、割れています。
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IMG_6213

鉄で作ったフィンを溶接していくのですが、奥まっていて根元が溶接できないフィンは溶接で肉盛りをしてフィンを作っていきます。

IMG_6211


大きく無くなっている部分はフィンをまるっと製作して溶接して、削って整形して

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色を塗って完成です。

IMG_6219

ヘッドが鋳鉄なので普通に溶接するとパキッンって割れてしまうので、温度管理などがとても大切です。

アルミヘッドでも同様ですが、適当に修理されてしまった物を治す方が大変です。今回みたいなヘッドの方がまだ修理しやすいです。

今回のようなフィン修理であればまだ良いですが、鋳造物の溶接はなかなか難しく、アルミなどでもしっかりと溶け込んでいない物が多いです。
表面を削られてしまうと分かりにくくなってしまいますが、しっかりと溶け込んでいないとクラックや、リークの原因、結果としてエンジン不調に繋がるので注意が必要です。

  • Posted by stance2011
  • 10:05 | Edit



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