さてさて、50FLエンジンの続きです。
ギア類が指でするする回る事を再確認しながらギア周りを組み付けします。まぁ当たり前の事ですが。。
ピニオンギアもフリーで動かなかったのでダイヤモンドヤスリで修正しスルスルと動くように修正します。
オイルポンプも全て分解し、当たり面は砥石で修正しながら徹底的に洗浄します。
チェックボールの当たり面も荒れていたので、シートカッターで修正します。(これは下手にやると大変な事になります。)
ポンプシャフトも段付き摩耗ありなので
新品に交換します。
組付しながらアライメントがでているか指でスルスル回しながら確認します。
ここのスクリーンも新品にもちろん交換。
だいぶ形になりました。
毎回組むエンジンによって状態が違うので非常に勉強になります。
純正部品、社外部品、年式違い部品などのマッチング、自分の診断が合っているのか常に考えないといけないですね。 カスタムをやっていると、やたら加工が多いので何でも加工してしまいがちですが、その加工が本当に必要なのか、間違った加工ではないかななど再確認しないといけないですね。。
やたらめったに加工したりして貴重な歴史を破壊してしまってもいけませんからね。
下の部品はスターハブの部品ですが年代によって二種類(微妙に長さが違う)あるんですね。30年代と40年以降なのかな?年代の境目は分かりませんが、構成部品が微妙に違います。知らなかったら部品が足りないとか、社外品か?加工してしまえ。。ってなっちゃうのかな。
なるべく見落としのないように頑張ります。。。。