名古屋市北区のモーターサイクルカスタムショップ
オリジナルペイント・・。
ビンテージバイクを乗る人なら一度は聞いた事はある言葉ですよね・・。
なかなかそんな車両にも出会える機会も少なくたまに見つけるオリジナルペイントの部品やバイクを見て色々研究しております。
先日も渡米の時にペイントの話題になりベースコートの色やエナメル塗料の塗り方など同じような研究をしている人と情報交換してきました。
下の画像は38年のオリジナルペイントのタンク。オーバーペイントされていますが、塗装の重なりを見ることによって、色々な事がわかってきます。
これを見ると30年代はベースコートがダークグレイであったのであろうということが推測されます。
実際にこれを見るまでは赤錆色がベースだとは思っていましたが、違うのでしょうね・・・。はたまた色によってベースコートを使い分けていたのか・・・。
40年代から赤錆色のベースが多くなるので赤錆色のイメージが自然と植え付けられていましたが、奥が深いですねー。
実際に何年までこのように塗られていたのかは分かりませんが、雑誌や分厚い教科書や誰かに聞いた話を鵜呑みにして、答え合わせばかりをしていると頭でっかちになって、間違えに気付ないですからね。
こちらもに日本では結構有名なお方の38年オリジナルペイント、フェンダーの傷をみると・・・
色々見えてきますね~。
こちらはオリジナルペイントのDUO
こちらも塗装剥がれの部分を観察するとグレイベースの上にシルバーコートその上にキャンディーカラーが塗られています。
実際、塗装をする人間からすると一般的に塗る色によってベースカラーを変えるのは当たり前の事です。
結果としては何が100%の正解かは分かりませんが技術や知識向上の為、色々観察してデータ収集していきたいですね。
そんな私のBLOGを信じるか信じないかはあなた次第です。w
stance2011